2018年8月16日木曜日

八天堂のとろけるクリームパン。

クリームパンといえば八天堂である。三原市のローカルなパン屋が全国的に有名になったのは記憶に新しい。

親戚もいる三原市であり、何度か足を運んでいる。八天堂の本店には行っていないのだが、今や広島のターミナル駅ならば八天堂のクリームパンはどこでも買うことができる。

駅などで売っている八天堂のクリームパンは冷蔵品である。パンは冷蔵庫に入っており、買うと保冷剤とともに袋に入れてくれるという変わった形である。賞味期限も1両日中である。


昭和8年創業とあるとても古い歴史のあるパン屋で、現在の社長は3代目。しかし、地元で愛されてはいながらも、景気の良いパン屋が多いはずもない。八天堂も苦しい経営だったとのことである。債務超過寸前だったらしい。

そこで、立て直し策として、商品数を絞り、クリームパンに特化するという戦略をとる。さらに、先に東京に進出してしまうというブランド化戦略にでる。これが大成功し、いちやく三原の八天堂クリームパンが有名になる。地方で大成功してから東京に行くのではなく、東京に行ってから大成功するという非常に珍しいパターンを作った。


中身はこんな感じ。こちらは小倉クリーム。クリームパンとあんぱんのいいとこ取りのようなパンである。

パン生地が冷たくてもちもち。中身がなくてもこれだけでほんのり甘くて食感が良い。

中のクリームもしつこすぎない。これがポイントだろうか。また大きさも普通の菓子パンより一回り小さい。くどくて「しばらくもう食べなくていいや・・・」にならないのが重要なところだと思う。食べ終わって、「もうひとつ食べたいな・・・」と思わせるパンである。ブログを書きながら食べたくなってきた・・・

いずれ本店に行ってみたいが、とりあえずは関東でも買えるようになったので、また買いたいと思う。

ごちそうさまでした。

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