今日のブログのタイトルは、「小山内崇と言えば黒にんにく」である。
春の気候に浮かれておかしくなってしまったと心配する人もいるかもしれない。いや、大学教員や研究者なんで、もともとまともではないかもしれない(←こういう発言が大学教員や研究者の誤解を広げていく)。
私は、明治大学に赴任する前、合計1ヶ月ほど韓国に研究のため滞在していた。海外で研究といえば、欧米の研究所が多いので、少し変わっているかもしれない。
韓国の人は、とにかくにんにくが好きである。唐辛子とともに、あらゆる料理ににんにくが入っている。帰国後に体から臭うと言われたくらいである。
臭いはともかく、その後も韓国に行ったが、とにかく元気になるのである。海外でリフレッシュという効果もあるだろうか、多分にんにくのせいではないかと思っている。にんにくで元気をつける食材であるはいうまでもない。
ただし、上で述べたように日本で同じようににんにくを食べようとすると臭う。さすがに仕事をしている上ではよろしくない。
そこで登場するのが黒にんにくである。もともと向こうの韓国の先生が日常的に食べているらしく、「アレルギーに効くんだよね」と言っていた。その効果は定かではないが、大事なことは、発酵させるので臭いのもととなる化合物がなくなるので、臭わない点である。
ということで、日本に帰国後、毎朝1粒食べる習慣を続けている。
こちらが黒にんにくで、日本でもいろんな場所で作られている。青森産が多いようである。これは宮崎県産。
中はこんな感じ。
生のにんにくだと、ガリっとした食感だが、こちらはぐにゃっとした果物のような食感である。よく似ているのがプルーンの食感である。味もプルーンに似ていて、少し甘い。にんにくの味はあまりなく、後味に「あ、にんにくだ!」という味が残る程度である。
健康効果はさだかではないが、毎朝食べている。ただし、癖があるので毎日食べると、飽きていやになるかもしれない。私の場合は、毎日乳酸菌飲料とともに流し込んでいる。なので、味は楽しんでおらず、健康のために食べている程度である(繰り返すが、効果は定かではない)。
ちなみに黒にんにくは炊飯器でも自作できるとのことである。炊飯器の温度でにんにくを発酵させるのである。ただし、作っているときの臭いは強烈らしく、集合住宅ならば苦情必至らしい。
黒にんにくの習慣はずっとつづけていて、もう3年くらいになるだろうか。ことあるごとに学生に「黒にんにく!」と言っていたので、特にうちの研究室の一期生は、黒にんにくを見たら私を思い出すのではないかと思う。
ということで、本日は少し変わった珍味「黒にんにく」の紹介でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿